WAVE_FORMAT_EXTENSIBLE は、データ内に「どのチャンネルがどのスピーカーに割り当てられているか」の情報を持っていますが、WAVE_FORMAT_PCM や WAVE_FORMAT_IEEE_FLOAT の場合はその情報を持っていません。吉里吉里が WAVE_FORMAT_PCM や WAVE_FORMAT_IEEE_FLOAT で 4ch や 6ch のデータを扱うときは次のように解釈します。
- 4chのとき
- チャンネルの先頭から、それぞれ、前左、前右、後左、後右のスピーカー用データであると見なされます
- 6chのとき
- チャンネルの先頭から、それぞれ、前左、前中央、前右、後左、後右、低周波のスピーカー用データであると見なされます
また、OggVorbis で 4ch や 6ch のサウンドを再生するときにもこれと同じルールが適用されます。