Layer.holdAlpha
機能/意味
アルファチャンネルを保護するか
タイプ
Layerクラス
のプロパティ (読み書き可能)
説明
描画においてアルファチャンネルを保護するかどうかを指定します。値を設定することもできます。
デフォルトでは偽です。
吉里吉里 2.23 beta 1 以前では、各描画メソッドに hda というパラメータがあり、それがこのプロパティと同じ動作をしていましたが、2.23 beta 2 よりプロパティとして分離されました。
いくつかの描画演算では、
Layer.face
プロパティが
dfOpaque
のとき、画像のアルファチャンネル(マスク画像)を保持するかどうかをこのプロパティで指定できます。多くのメソッドでは、このプロパティを偽にした方が高速な描画が可能です。
Layer.type
が
ltAlpha
でも
ltAddAlpha
でも無い場合は、画像のアルファチャンネルは使用されないので、このプロパティを偽に設定しても問題有りません。ただし、このプロパティが偽だとアルファチャンネルは破壊されます。
以下のメソッドはこのプロパティの影響を受けません。
Layer.loadImages
Layer.loadProvinceImage
Layer.setMainPixel
Layer.setMaskPixel
Layer.setProvincePixel
Layer.piledCopy
Layer.adjustGamma
(常にアルファチャンネルは保護されます)
Layer.doGrayScale
(常にアルファチャンネルは保護されます)
Layer.flipLR
Layer.flipUD
Layer.assignImages
以下のメソッドはこのプロパティの影響を受けます。
Layer.copyRect
Layer.stretchCopy
Layer.affineCopy
Layer.fillRect
Layer.colorRect
Layer.drawText
Layer.operateRect
Layer.operateStretch
Layer.operateAffine