吉里吉里Z についての Q&A です。
開発に関する Q&A はこちらです。
ユーザーが遭遇しそうな Q&A はこちらです。
- Q.なんで「吉里吉里Z」と言う紛らわしい名前なの?
- A.吉里吉里2 とは完全互換ではなくなり、ベース部分についての変更が入るため名前の変更が行われました。
命名はW.Dee氏です。
【緩募】 吉里吉里2 VC fork 版の名前
— じん (@jin1016) 2013, 4月 9
や、そっちがtrunkでいいんじゃないかむしろ RT @jin1016: 【緩募】 吉里吉里2 VC fork 版の名前
— でぃー子@クネクネねこしっぽ製作中 (@wdko) 2013, 4月 9
では、吉里吉里2 2.33辺りでごっそり変わる感じですかねw RT @wdko: や、そっちがtrunkでいいんじゃないかむしろ RT @jin1016: 【緩募】 吉里吉里2 VC fork 版の名前
— じん (@jin1016) 2013, 4月 9
久々に吉里吉里2安定版が出たと思ったら、VCビルドになってすごい変わっている自体になったりするんだろうか。
— じん (@jin1016) 2013, 4月 9
@jin1016 吉里吉里Z
— でぃー子@クネクネねこしっぽ製作中 (@wdko) 2013, 4月 9
「吉里吉里Z」は紛らわしい名前ですが、遊び心があって良い名前だと思います。
- Q.なんで「修正BSDライセンス」に変わったの?
- A.「修正BSDライセンス」の方が変更が行いやすいライセンスであるためです。
吉里吉里Z は 吉里吉里2 のライセンスでは改造に当たりますが、吉里吉里2 ライセンスでは以下のように記述されています。
このソフトウェアを改造して配布することができますが、この場合は、このソフト
ウェアのライセンスと同じライセンス、またはこのソフトウェアの作者が特に認めた
ライセンスのみにて配布することができます。
つまり、W.Dee氏の許可が得られたライセンスに変更可能なわけですが、吉里吉里Z はW.Dee氏の要請もあり「修正BSDライセンス」となりました。
吉里吉里Zにするついでにライセンスを修正BSDにせん?
— でぃー子@クネクネねこしっぽ製作中 (@wdko) 2013, 4月 10
- Q.なんで GitHub に移動したの?
- A.W.Dee氏より、今のリポジトリは吉里吉里2 の保守のみにして、吉里吉里3 は GitHub でやりたいので、吉里吉里Z は吉里吉里2 のリポジトリを移す形で始めてくれと言うことで、GitHub に移動しました。
@jin1016 じんさんすまんが吉里吉里Zはgithubあたりに今のリポジトリを移す格好で始めてくれぬか。今のリポジトリは吉里吉里2の保守のみにする。吉里吉里3はgithubあたりでやりたいし
— でぃー子@クネクネねこしっぽ製作中 (@wdko) 2013, 4月 9
吉里吉里2 リポジトリのログをもらい、GitHub へ移行する予定でしたが、SVN から Git への変換で過去のフォルダ移動などの影響で吉里吉里2のみをうまく移動することが困難で、その作業にある程度の工数が必要と判明したため、ログ全ての移動は断念しました。
- Q.なんで吉里吉里Z なんて作ったの? 紛らわしくなった気がするんだけど。
- A.プログラマであれば、C++Builder 5 から VC でビルドできるようにすると言うことで同意が得られると思いますが、それ以外の人達に説明するのは困難です。
一言で言うのなら吉里吉里の場合 VC の方が作りやすいからです。
ただ、エンドユーザーが吉里吉里Zの恩恵を感じられるようになるかというと、ずっとそうはならないかもしれません。
吉里吉里Z は 1、2年かけてじわじわと効果を感じられるような性質のものです。
吉里吉里Z になって、即便利になったと感じるのは開発しているプログラマのみです。
元々は吉里吉里2をバイトコード対応する時にVCでTJS2のみビルドできるようにしてから作業したのが始まり。
その後は、吉里吉里2 VCビルド対応 このまとめを読むと経緯がわかりやすいです。