VideoOverlay クラスは、MPEG I や WMV、H.264、theora などを表示するため表示領域を作成するクラスです。吉里吉里のレイヤに表示を行うこともできます。
1.3.0以前は WMV/MPEG I を再生するときは、吉里吉里実行可能ファイルと同じ場所に、krmovie.dll が必要になります。
1.3.0以降は krmovie.dll が本体に統合されたため、別途添付する必要はなくなりました。theora を再生するには krdstheora.dll が必要になります。
レイヤでの再生を除き、オーバーレイによる再生では、VideoOverlay クラスの表示領域は、すべてのレイヤよりも手前に表示され、透過することはできません。
レイヤでの再生は、オーバーレイでの再生に比べ、再生時のプロセッサの負荷は高くなる傾向にあります。