インストール時やインストール後のコンピュータの不調などにより、データは
破損します。
「ファイル破損チェックツール」は、そのような「破損した」ファイルを検出する為のツールです。
ファイルの破損を検出する為には、あらかじめ
キー・署名ツールで、配布ファイルに署名を行っておかなければなりません。
ファイル破損チェックツールは、その
電子署名の正当性も検査します(正当性が確認できないファイルは、このツールでは「破損」として扱われます)。
チェックの対象となるファイルは、このファイル破損チェックツールの置いてあるフォルダ以下のファイルとなります (ファイル破損チェックツールの置いてあるフォルダの階層下のフォルダも検索します)。そのため、このツールはインストール先フォルダに配置してください。
このツールがチェックするファイルは署名の行われているファイルのみで、署名の行われていないファイルに対してはチェックを行いません。しかし例外的に吉里吉里本体(やReleaserで作成された実行可能ファイル)だけは必ず署名のチェックを行うので、吉里吉里本体は必ず署名をしてください。
Note
ファイル破損チェックツールは、ファイルの破損は検出できますが、「ファイルが存在しない」という状態は、それ自体では検出できません。
ファイルの不足がエラーの原因であると考えられる場合は、このツールの「結果をコピー」で、このツールがチェックしたファイルの一覧をクリップボードにコピーできますので、それをエンドユーザから送って頂いて調査してください。