ImageFunction.doBoxBlur

機能/意味

矩形ブラーをかける

タイプ
ImageFunctionクラスのメソッド
構文
doBoxBlur(bmp, xblur=1, yblur=1, cliprect=null, isalpha=true)
引数
bmp

矩形ブラーをかける Bitmap オブジェクトを指定します。

xblur

横方向のブラーの範囲を指定します。

yblur

縦方向のブラーの範囲を指定します。

cliprect

クリッピング領域を ( Bitmap の画像位置における ) Rect オブジェクトで指定します。
未指定時全体が対象となります。

isalpha

アルファチャンネルを持つかどうかを指定します。

戻り値
なし (void)
説明

ブラー(ぼかし)をかけます。
アルゴリズムは「矩形ブラー」(box blur)です。
矩形ブラーは、xblurとyblurの2つのパラメータによって表現される「範囲」中のピクセルの輝度の平均値をとる物です。
たとえば xblur=10 yblur=2 の場合は、対象のピクセルを中心に、横方向は -10~10、縦方向は -2~2 の矩形範囲のピクセルの輝度の平均をとり、それが最終的なそのピクセルの輝度となります。
範囲の面積は (xblur×2+1) × (yblur×2+1) で計算することができます。
現バージョンではこの面積が 256 未満 の場合は、面積が256以上の場合よりも高速なアルゴリズムが採用されます。
isalpha が true の場合は、アルファ合成用の特別なアルゴリズムを使用しますので、少々遅くなります。
false の場合は、より高速なアルゴリズムとなります。