Font.face

機能/意味
フォント名
タイプ
Fontクラスのプロパティ
説明

フォント名を表します。
値を設定することもできます。
カンマで区切って複数の候補を指定することができます。
この場合は、実際に存在するフォントが使用され、先頭に書いたものほど優先されます。
実際に存在するフォントかどうかは OS のフォントのリストを参照することにより行われます。
どの候補にも合致しなかった場合は、デフォルトのフォントが使用されます (現バージョンではシステム標準フォント)。
FreeTypeラスタライザでは、複数候補を指定した場合、フォールバックフォントとして扱われ、前から順にグリフを検索し、見付かったグリフをレンダリングするようになります。
言語ごとや絵文字など別ファイルとしてフォントファイルが存在する場合は、このフォールバックフォントの仕組みを利用します。
先頭をカンマにし、直後にフォント名を書くと、実際にそのフォントをOSが列挙しなくても、OSにそのフォントを指定しようとします (たとえば ",My Original Font" )。
これにより AddFontResource Win32 API 等で登録した列挙不可能なフォントを使用することができます。