Android の OpenSL ES 仕様上発生する Windows 版の現吉里吉里Z 制限とは異なる制限について記載する。
ソフトウェアで事前に変換することで(表面上の)制限をなくすことは可能ではあるが、行う予定は今のところない。
以下、具体的な制限。
-
8 ビット符号なしまたは 16 ビット符号付き (浮動小数点データでの再生は、Android 5.0 以降でのサポート。Android 版は初期は実装しない予定)
-
モノラルまたはステレオ ( Windows 版はさらに多チャンネルサポートしているが Android 版は非サポート)
-
サンプルレート 8000,11025,12000,16000,22050,24000,32000,44100,48000Hz ( 48000Hz を推奨。推奨値は端末依存だが 48kHz が多い模様。レイテンシ低減に効くとドキュメントに記載)
-
同時再生数 32 (ドキュメントでは object と言う表現なので、もしかしたらもう少し少ないかもしれない。また OpenMAX AL と共有とのことなので動画もこの数に含む。自前でミキシングすればこの上限は関係ないが、そこまで厳しい制限でもないため現状上限はこのままの予定)
Audio output latency に低遅延に関する情報がある。
デバイスの最適サンプリングレートとバッファサイズを使用して、常時無音出力して準備するというものであるが、そこまでは行わない。