Layer.stretchCopy

機能/意味
拡大縮小コピー
タイプ
Layerクラスのメソッド
構文
stretchCopy(dleft, dtop, dwidth, dheight, src, sleft, stop, swidth, sheight, type=stNearest)
引数
dleft  コピー先の矩形の左端位置を ( コピー先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
dtop  コピー先の矩形の上端位置を ( コピー先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
dwidth  コピー先の矩形の横幅を ( コピー先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
dheight  コピー先の矩形の縦幅を ( コピー先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
src  コピー元のレイヤオブジェクトを指定します。
sleft  コピーする矩形の左端位置を ( コピー元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
stop  コピーする矩形の上端位置を ( コピー元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
swidth  コピーする矩形の横幅を ( コピー元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
sheight  コピーする矩形の縦幅を ( コピー元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
type  拡大縮小のタイプを指定します。
stNearest : 最近傍点法が用いられます
stFastLinear : 低精度の線形補間が用いられます(一部実装)
stLinear : 線形補間が用いられます(一部実装)
stCubic : 3次元補間が用いられます(一部実装)
 速度は stNearest > stFastLinear > stLinear > stCubic の順に高速ですが、画質は速度が 速ければ速いタイプほど低画質になります。
 stFastLinear や stLinear, stCubic に対しては、stRefNoClip をビット論理和で追加指定 することができ、この場合は、コピーするビットマップの領域外を参照して色を合成することを 許可します。これを指定しない場合は、転送元ビットマップの周囲に余裕があったとしても、 転送元ビットマップの範囲外を参照することはありません(範囲外の色はもっとも近い位置にある 範囲内のピクセルの色と見なされます)。
戻り値
なし (void)
説明
 指定されたコピー元レイヤの矩形を、コピー先 ( メソッドを実行するレイヤ ) の矩形に コピーします。コピー元矩形とコピー先矩形のサイズが異なる場合は拡大または縮小が 行われます。
 現バージョンでは stFastLinear の指定で線形補間が効くのは、重ね合わせ先の ( メソッドを実行する ) レイヤの Layer.face プロパティが dfAlpha (または dfBoth) または dfAddAlpha の場合です。また、Layer.face プロパティが dfOpaque で、Layer.holdAlpha プロパティが偽の時も線形補間が可能です。
 また、現バージョンでは stLinear あるいは stCubic の指定が有効なのは、左右/上下反転を 伴わず、コピー先矩形がレイヤをはみ出さない場合のみです。
 重ね合わせ先の ( メソッドを実行する ) レイヤの Layer.face プロパティが dfAlpha (または dfBoth) または dfAddAlpha の場合は、メイン画像とマスク画像の両方がコピーされます。
 dfOpaque (または dfMain) の場合は、Layer.holdAlpha プロパティが真の時はメイン画像のみがコピーされ、偽の時はメイン画像とマスク画像の両方がコピーされます。