プリミティブ型

 tjsTypes.h で定義されているプリミティブ型がいくつかあります。

tjs_int
符号あり整数(最低32bit)
tjs_uint
符号なし整数(最低32bit)
tjs_int8
8bitの符号あり整数
tjs_uint8
8bitの符号なし整数
tjs_int16
16bitの符号あり整数
tjs_uint16
16bitの符号なし整数
tjs_int32
32bitの符号あり整数
tjs_uint32
32bitの符号なし整数
tjs_int64
64bitの符号あり整数
tjs_uint64
64bitの符号なし整数
tjs_char
ワイド文字(TJS2の文字列型のプリミティブ型として使用されます)
tjs_nchar
ナロー文字
tjs_real
実数型(double)
tTVInteger
tjs_int64と同じ
tTVReal
tjs_realと同じ

tTJSString

 tTJSString 型は TJS2 で用いる文字列型で、tjs_char 型のゼロ終結文字列を扱います。tjsString.cpp / tjsString.h に定義されています。また、短く ttstr という型名でも利用可能です。
 この型は文字列用のメモリの管理を自動的に行うほか、tTJSVariant 型 との親和性が高い型です。

eTJS

 eTJS 型は C++ 例外オブジェクトの基本型です。tjsError.h に定義されています。GetMessage というメソッドがあり、例外とともに投げられたメッセージ文字列を取得することができます。

TJS_W

 文字列リテラルを tjs_char * 型に変換するためのマクロです。

例 : TJS_W("文字列リテラル")