Array クラスは配列を扱うクラスです。
このクラスのオブジェクトを作成し、間接メンバ選択演算子によって指定された添え字を使って配列のように扱うことができます。
添え字は整数です。
0は先頭の要素を表し、1はその次の要素を表します。
負の整数を指定すると、配列の最後から指定したものとして扱われます (-1 は最後の要素を表します)。
配列の大きさは宣言する必要はありません。
指定された添え字の大きさまで自動的にサイズが拡張され、何も値が代入されていない要素は void に初期化されます。
また、count プロパティがあり、これが配列のサイズを表しています。
count プロパティに値を代入しても配列のサイズを変えることができます。
[ ] を使って、式中に Array クラスのオブジェクトをその場で記述することができます。
[ ] にはカンマで区切り、初期要素となる式を列挙します。
たとえば、
var ar = ["a", "b", "c"];
と記述すれば、ar に、 "a" "b" "c" の要素が入った Array クラスのオブジェクトへの参照が代入されます。
また、Array クラスを生成する場合も [ ] を使うことができます。
var ar = [];
と
var ar = new Array();
は同じです。